9月13日水曜日、弊社代表の国宝孝佳が運営する国境なきリハ団の活動がありました。
どういった活動かというと、大阪府吹田市にある甲聖会紀念病院様からご依頼があり、ボランティアスタッフ数名で入院患者様へのレクリエーションを実施しました。
今回、この病院で実施させて頂くのがなんと2回目!!
こうやって依頼をいただけるのは大変ありがたいことです。
皆さん、とても楽しまれており、短い時間ではありましたが、皆様の笑顔が絶えませんでした。
今後も、こういった活動をどんどん実施していければと思っております。
ところで、皆さんの中には、そもそも国境なきリハ団とは何なのか?という疑問がでてきたのではないでしょうか?
一体に何をする団体なの?って思われそうですが、今回は我々が実施する取り組みについて、簡単にお伝えしていきたいと思います。
国境なきリハ団とは?
実はこの活動は3年ほど前から実施している活動になります。
事の発端は、ちょっとした依頼からでした。
「我々の施設では、これといってみんなができる楽しい催し物がありません。」といった内容の相談を受けました。
いざ何かを実施しようと思っても、リハビリスタッフなどもおらず、リスク面のことや、スタッフの数のこと、他の業務負担などを考えた時に中々そういったことが実施できない実状があるとのことでした。
もう少し詳しく話を聞いていくと、そういった催し物を実施したい背景には、入所中の利用者様に少しでも元気になってもらいたいという施設の方々の熱い想いがありました。
これは何も施設に限ってのことだけではないと思います。
実際の病院場面でも同様に、入院中の患者様ってなんだか元気もなく、退屈そうといったことや、
もっと病院内でできる取り組みってないのかな?ってことは、よく感じる部分ではないでしょうか?
また患者様からも「楽しみがないな~」って声を聞くことが本当に多くあります。
では、果たして本当にそうなのでしょうか?
入院中の患者様でも楽しめることって絶対あると思います。
じゃあ、どうすれば入院中の患者様や施設入所中の利用者様が楽しく、笑顔になれる場所を作れるのだろうかと考えた時に、この国境なきリハ団の取り組みを思いつきました。
人がいないなら、我々医療従事者がそういった施設に出向き、レクリエーションをしたら良いのではないか、といったことが頭に浮かんだのです。
ただ、我々が施設にいき、リハビリテーションなどを提供することはできません。
しかし、一緒に遊びを楽しむことはできます。
一緒にボールを投げたり、一緒に踊ったり、一緒に会話することはできます。
我々だからこそできること、我々にしかできないことを提供し、その方の笑顔や楽しみを見つけ出す。
その取り組みが国境なきリハ団が実施する取り組みなのです。
当日のレクリエーションの様子
今回実施したのは、
- ミュージックケア(音楽に乗せて手や体などを動かす)
- チーム対抗での的入れ(ボッチャ)
- 物運びリレー(ボール転がし、ロープ廻しなど)
の大きく3種目です。
車いすに乗りながらでも参加できる運動とレクを中心に取り入れ、みんなが参加できる内容にしました。
実は参加してくれたスタッフたちはこの日のために入念な打ち合わせをしていました。
事前準備もばっちりです!!
運動後は表彰式も実施しました。
皆さんの笑顔が本当に素敵でした。
最後はみんなで記念撮影です。
実はこの後、こんなに元気なら、もう自宅退院できるねって、地域連携室に連絡が殺到したりしなかったり、病院内のリハビリ科にもっとこういった取り組みをしてもらおうと仕事を振られたり振られなかったり・・・
こういった患者様の変化だけでなく、何より患者様の笑顔がみれたことが一番やっててよかったと感じます!!
今後もこのようなご依頼を頂ければ、我々はかけつけたいと思います。
是非、施設内での取り組み等にお困りの施設の方々は一度ご連絡をください。
国境なきリハ団の活動記録
2016年9月25日(日)14時~16時
国境なきリハ団によるユニバーサル秋祭り!(in サービス付き高齢者住宅 コスモス)
2016年7月
国境なきリハ団による夏祭りレクリエーション!(in 甲聖会紀念病院)
2016年01月13日(水)
国境なきリハ団による大運動会(in 介護老人保健施設 フローリス)